SUGOI-ne栽培では多輪になる。

    ラン科植物には1茎1花の種類、個体が多い。
    例えば・・・Cymbidiumの春ラン。
    マスデ、パフィオ・・・・・。

    これらの属には、多輪の種も多く見られるが、
    1茎1花に咲くものがある。
    この特性は・・・DNAに絶対のものとして確定しているものなのか。
    あるいは、貧栄養だから・・・1茎1花に制約されたものなのか。

    SUGOI-neで栽培すると・・・・
    写真のパフィオ、ツヤイケダのように、
    1茎に2花が見られるようになる。
    マスデなどでは、普遍的に2花になる。

    リカステなどでは・・・輪数が非常に多くなる。

   果樹、花木などでは・・・・イジメテ瀕死の状態にすると、
   己の体は死ぬから、多くの子孫を残すために沢山の花を咲かせる。
   いわゆる「死花」である。
   この理屈を応用して・・・ラン栽培でも・・・・
   小さな鉢に植えてイジメテ・・・2,3年植え替えないで・・・・
   鉢に根を廻らせて・・・・水を切って・・・
   沢山の花を咲かせる栽培が行われて来た。
   プロのCymbidiumの鉢花栽培で広く行われていることである。

   SUGOI-ne栽培の花立ち、多輪は・・・・
   この理屈では説明がつかない!
   大きい鉢に植えて、根が廻っていない・・・・
   水を切らない・・・・つまりイジメナイで
   多くの花立ち、多輪になる。



  このことが、これまでの農業、園芸の常識を、
  根本から覆す何か・・・・があるのではないか。
  宇井清太のラン菌。
  ラン菌が共生すればラン菌ろ呼ぶが、
  他の植物では、共生菌である。
  完全な菌根植物では無い植物でも、
  地球上の陸上に生息する植物のほとんどは、
  根に共生する菌が見つかっている。
  ただ、これまでは・・葉による光合成で・・・・
  必要なエネルギー源は完全に賄われる(完全自養植物)
  という知見から、この根圏に生息する微生物の世界に、
  研究の焦点が当てられなかった。
  近頃・・・・一部の学者が・・・・ようやく、
  この闇の世界に科学のメスを入れようとしている。
  しかし、微生物の世界は、複雑なネットワークで構築されているようで、
  細分化、一部分を切り取って研究しても、
  全然意味をなさないようである。

  
  SUGOI-neの成分を分析して・・・・
  無菌のフラスコで培養試験しても・・・・前記の多くの花芽分化、
  多輪の・・・説明がつかない。
  生きているラン菌が・・ストリゴラクトンを発生を・・・・???

  そのように宇井清太は推察している。
  フロリゲンのみが支配しているのではないのかもしれない????

  エンドファイトの世界は目に見えないから、
  手に負えない世界だから・・・今日まで・・・研究するものがいなかった。
  ラン界では・・・花の違いに目が奪われて、
  肝心要がないがしろにされてきた!!

  
    
Cymbidium生育の比較
 左 Cymbidiumラン菌 エンドファイトの生育
 右 無菌培養の生育

 フラスコ内での生育の差が、鉢に植えた状態でも起こる。
 水ゴケ栽培とSUGOI-ne栽培の生育の差が、
 これと同じになる


 この写真でラン栽培、植物栽培において、共生菌の有無が、
 生育に大きな影響を及ぼしているか理解出来る。
SUGOI-ne2号植え
  開花までの年数が短くなる。
  株元から新芽が続出している
クリスマスローズ
 SUGOI-neで植えると菌根を形成する。
 左 赤玉、軽石、畑土 植え
 右 SUGOI-ne1号30%ミックス
   
 実生3年目の株立ちの差・・・を示す。
エビネ SUGOI-ne2号ゴールド栽培
  無造作にW芽になる。


SUGOI-ne。
 SUGOI-neが爆発的に普及している理由に、上記のように目に見えてスゴイネになるからである。
 これまでの用土で肥料栽培では至難のようなことが、無造作に出来るからである。
 Cymbidiumでは、何年も花の咲かなかった老化した株を株分けして、
 SUGOI-neで植えると、花芽が続々出ることが多くの人が体験している。
 これまで用土ではありえないことが出てて来る。

 なぜ、このようなことが起こるのか。
 開発してから5年、宇井清太はこのことの解明に苦慮してきた。
 ラン菌がいるから・・・では、本当の説明にはなっていないと思うからである。
 結果には必ず原因と理由があるからである。
 フロリゲン・・・花形成のホルモンでは・・・W芽の発生を説明できないからである。

 菌根植物のラン。
 このランが、水ゴケ、ベーク、軽石栽培とSUGOI-ne栽培とで大きな差異が認められるのはなぜか???
 この疑問があるために・・・・・
 SUGOI-neの安易なブログ、栽培講座を・・・宇井清太は拒絶してきた。
 SUGOI-neは水ゴケの代用品、バークの代用品として開発したのではないからである。
 このことを理解しないで、安易に他者が栽培講座を行った場合、
 間違った説明、使用方法、知識を伝達する恐れがあったからである。
 SUGOI-neというのは、枯れ落ち葉の宇宙にも似た未知の微生物の世界を内包している。
 絶対に無知なものが安易に講習してはならないからである。
 ランの権威者には、ラン以外の植物を知らない人がいるからである。
 イネ、野菜、果樹、他の園芸植物・・・・農業までやった経験の持ち主が非常に少ないからである。
 ランという狭隘な植物のみの経験では、SUGOI-neを語ることは出来ない用土だからである。

 SUGOI-ne栽培では、当然のことながら、ランより前に・・・
 鉢内に自生地の枯れ落ち葉の世界を先に構築、再生することをしなければならない。
 ランは菌根植物だから・・・当たり前のことである。
 このことが、水ゴケ栽培のベテランには・・・説明不可能である。
 そんなこと、長いラン歴に中で聞いた事も見たこともないことだからである。
 宇井清太の思ったとおり・・・・多くの水ゴケベテランがSUGOI-neを使いこなせなかった!
 その失敗のほとんどはランが「菌根植物」であるということを忘れていたからである!


 本題に戻る。

 なぜ、W芽が出るのか????
 なぜ 多くの花が咲くのか・・・・????

 これには、前項で記した「ストりゴラクトン」が関係していると宇井清太は睨んでいる!
 この「ストりゴラクトン」という物質は、近年発見された世界最先端の物質である。
 前項で記したように、菌根に共生菌の菌糸が・・・ある一定の近い距離にあると、
 植物の根の細胞内に「ストリゴラクトン」が発生する。
 そうすると・・・菌糸は根に向って伸長を開始し、やがて根に到達し、根の細胞内に侵入し、
 共生関係に入る・・・こういうことが起こることが発見された。

 この「ストリゴラクトン」という物質。
 地上部にも発生すると・・・・・
 植物はブンケツ、枝分れを開始する。
 つまり、ランではW芽に、花芽が多く・・・・ステム上の花数は多くなる。
 この「ストリゴラクトン」の働きが明らかになり、この理論をSUGOI-neに当てはめると、
 SUGOI-neの驚異の根張り、W芽、花立ちの増大、花数の増大が見事に説明がつく。
 しかし、これは宇井清太のあくまでも「仮説」なので、今後の研究を待ちたい。
 光合成のみの理論で解決出来ない世界があるのである。
 フロリゲンでは説明出来なかったことが、見事に説明がついたのである。
 逆からいえば、ラン菌の生息しない水ゴケ、バーク、軽石栽培では・・・・
 W芽、花立ち、花数、初花の開花の問題が、説明できるのである。

 独立自養植物でも根にエンドファイト(内生菌)が棲むと、
 上記のようなブンケツ、枝分れが出る。
 

 ストリゴラクトンが発生するとなぜこういうことが起こるのか???・
 根にラン菌が到達し共生関係を結べば・・・・
 ランは栄養欠乏の心配がなくなる。
 光合成+ラン菌による養分供給(糖)。
 エネルギーの安全保障が構築される。
 多くの芽を出しても(無肥料で)・・・育てられる・・・養分がある。
 安心して子育てできるということである。
 現在の日本の少子化の問題と・・・・同じなのである。
 明日に不安がなくなれば・・・多くの花芽を分化することが出来る。
 多くの花を咲かせることが出来る。
 このように考えると、SUGOI-neがランにとって究極の用土であるということが理解出来よう。
 水ゴケ栽培で名人芸のことが・・・・SUGOI-ne栽培では無造作に出来る!
 

 こういうことを考えると、自然のメカニズムは・・・人間の科学が解明したものなど、
 序の口にも達していないということかもしれない。
 枯れ落ち葉内の自然科学。
 菌根植物。
 菌根菌の世界。
 ランという植物は・・・・知れば知るほど奥が深くなる!
 花がきれい。
 突然変異の珍しい花をを見つけた・・・・・
 そんなレベルの植物ではないのかもしれない。


































































 参考画像  1
         
         
 
SUGOI-neで植えると

   なぜ・・・・花立ちが多くなるのか
            W芽が出てくるのか
              花数が多くなるのか
                初花までの年数が短縮するのか
                      太い新根が続々出てくるのか
              
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